環境を保全する電動化
「環境」を保全する「電動化」
電動化のさらなる普及をアシストする、ワイヤーハーネスの高い技術力
ガソリンを一切使わない、環境に優しいクルマの電動化が加速しています。今や世界中の国々がEV（Electric Vehicle）に強い関心を持ち、電動化という新たな潮流がトレンドになりつつあります。ガソリンで走る自動車が今すぐに姿を消すことはありません。しかし、電動化という巨大な波は、これまでの自動車業界を根底から揺るがしかねない強烈なインパクトを持っています。
EVシフトを進めるためには、航続距離を伸ばすための大型電池の搭載と、そこから生じる大電流を流せるワイヤーハーネスの存在が欠かせません。住友電装ではこれまで、ハイブリット車の開発において大電流に対応したハーネスの技術を蓄積してきました。また、電池の大型化に伴い、車室空間をどう確保するのかも大きな課題となっていますが、私たちはこの分野でも、多層構造のセルを簡単に接続できるバッテリー配線モジュールの技術開発に取り組んできています。「EV時代」の本格的な到来は、ワイヤーハーネスの技術を蓄積してきた住友電装にとって、今まで以上にその存在感を高める好機だと言えます。
