SWSニュース 2011年度

　住友電装株式会社（本社：三重県四日市市西末広町、社長：内桶　文清）は、２０１３年５月を目途に、現本社拠点にある本社機能を、近鉄四日市駅前に新たに建設されるオフィスビルに移転することを決定いたしました。

　当社は、顧客への製品供給責任を最重要の経営課題と認識し、人命尊重を最優先の基本方針において、かねてより、リスク管理、事業継続計画の策定を進めてきております。昨年の東日本大震災では、これまでの想定を超える規模の津波対策など、新たな課題が浮き彫りになったところですが、このような課題も踏まえ、発生が懸念される東海・東南海・南海の三連動地震の想定震源地に近い沿岸部に本社機能をおく当社として、津波や液状化などの被災リスクをより軽減できる事業継続対策を検討してまいりました。
　他方、現本社拠点には、本社機能だけではなく、新製品や新技術などの開発部門も存在し、当社グループの事業拡大とともに開発体制を強化してきた結果、現状のスペースでは将来の一層の業容拡大に対応するには難しい状況になってきております。

　このような背景から、事業継続対策とともに、将来の開発機能の業容拡大に備える目的も併せ、本社機能の移転を決定したものです。移転先のオフィスビルは本年４月に着工予定の１０階建て新築ビルで、当社が一棟を全て賃借します。なお、登記上の本店所在地は、現所在地から変更いたしません。

　現本社拠点においても、本社機能の移転にあわせ、部門レイアウトの見直しなどリスク対策を進めていく計画です。

＜完成予想図＞

【ご参考：移転先について】