HOME > SWSニュース > 2012年 社長年頭挨拶要旨(社員向け)
SWSニュース

SWSニュース 2011年度

2011年度のニュース一覧へ

2012年1月6日
住友電装株式会社

2012年 社長年頭挨拶要旨(社員向け)

社長  内桶 文清

 昨年の年頭挨拶で“17Vision”のキックオフを宣言し、2017年度にあるべき姿・ありたい姿を想い描き、それを具現化する活動方針の策定をお願いしました。本年より、各部門において策定した活動方針を具体的活動項目に落とし込み、本格的に始動していきます。
 この具体的活動への落とし込み、実行にあたって、特に留意いただきたい視点を二点お願いします。まず一つは「全体最適の視点」です。“17Vision”はグループ全体の総合力を結集しなければ到底実現できません。グループ全体最適の視点に立って自部門・自社が何をなすべきかを考え、取り組んでいただくことをお願いします。もう一つは「マーケットインの視点」です。お客様が何を求めているのかを探求し、そのニーズの実現に向けて何をなすべきかを思考し、取り組んでいただくことをお願いします。

  以上を踏まえ、本年の要望事項を3点申し上げます。

 1つめは、『「開発力No.1」に向けた具体的活動の推進』です。
最近の市場は、顧客ニーズの多様化とともに、さらに技術や価格面での要求水準も高まり、ますます厳しい競争環境にあります。このような中で競争に勝ち抜くために、営業・開発部門を始めとする関係部門がこれまで以上に緊密に連携し、商品・技術・コストにおけるお客様のニーズを迅速・的確に把握し、それを早期に実現に移す取り組みをお願いします。

 2つめは、『「モノづくり力No.1」に向けた具体的活動の推進』です。
受注競争において、商品コストがますます重視される中、当社グループにおいてもさらにコスト競争力を付けなければ将来の発展は見込めません。当社グループの事業環境を見ると、人件費高騰による製造コスト上昇、過去最高水準の円高、原材料価格高騰などのコスト上昇要因に囲まれています。各部門においてはそれぞれの持ち場で、コスト削減に向けた諸施策を喫緊の優先課題として認識し、早急に進めていただくことをお願いします。

 3つめは、『「人づくり力No.1」に向けた具体的活動の推進』です。
「開発力」「モノづくり力」を支えるのが人材であり、まずはその基盤となる健全な職場づくりをお願いします。健全な職場とは、上下左右のコミュニケーションが活発に行われ、思いやりに溢れた明るい職場と考えます。社員一人ひとりが持てる能力を最大限に発揮していくためには、憂いなく元気に業務に取り組める環境が必要です。管理監督者だけでなく、職場の全員が意識しあって、健全な職場づくりを心掛けていただくようお願いします。

以  上

       【 本件に関するお問い合わせ先:総務部広報グループ TEL 059-354-6201 】