SWSニュース 2011年度

　住友電装株式会社（本社：三重県四日市市、社長：内桶　文清）は、２０１２年４月１日を効力発生日として、当社が存続会社となり、当社子会社である住電エレクトロニクス株式会社（本社：三重県津市、社長：菅　賢二、以下「ＳＤＥＬ」といいます。）が消滅会社となる吸収合併を行うことを決定いたしました。

　ＳＤＥＬは、当社グループのワイヤーハーネス事業において、コネクタ・端子などワイヤーハーネスを構成する部品や、自動車内の電源・機器動作を制御する電子部品の製造を主たる事業とする中核企業の役割を担い、当社グループのワイヤーハーネス製造拠点にグローバルに同製品を供給しています。
　ワイヤーハーネス市場を取り巻く事業環境は、新興国を中心に自動車需要は堅調に推移する見通しですが、技術・コスト・品質面での顧客ニーズはますます高度化し、これに伴いグローバル競争もさらに激しさを増してきております。

　このような事業環境を背景に、ワイヤーハーネス事業の競争力向上に向け、当社グループの部品及び電子事業における製品開発力・製造技術力・海外事業力をさらに強化する狙いから、ＳＤＥＬの人・設備・モノづくりノウハウといった経営資源を当社に集約し、開発・製造・人材育成を一体的に推進する体制とするため、当社がＳＤＥＬを吸収合併することとしたものです。

【ご参考：ＳＤＥＬの概要】