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2011年入社式社長挨拶要旨

社 長  内 桶  文 清

 3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」では、当社としてもグループ会社2社が大きな影響を受け、東北住電装㈱においては入社式を挙行できず、3名の新入社員の方には当社の入社式にご参加いただきました。現在、当社をはじめ国内外のグループ会社からの被災地域、被災地の従業員、ご家族への支援はもちろん、生産体制の回復に全力で取り組んでいるところです。

 当社グループは、受注環境の急回復等から2011年3月期決算においても昨年に引き続き好業績が見込まれています。しかしながら、今年度は、新車販売促進策終了、欧米景気の減速が新興国に与える影響、今回の震災の影響等、多くの不安要素があります。その中で当社は、2017年にグローバルシェアNO.1を目標とする中期経営計画「17Vision」を策定しました。2011年はそのスタートの年となりますので、実現に向けて全社一丸となって取り組んでいきます。本日入社された皆さんも、この目標達成に向けてその若い力を存分に発揮して頂きたいと思います。

 そこで皆さんの社会人としての門出にあたり、次の3点をお願いします。

1.『周りから信頼される人になって頂きたい』

 仕事はチームプレーであり、先輩や上司といった多くの人との係わり合いの中で結果が生み出されます。一人ひとりが相手を信頼し、相手からも信頼される、良好な人間関係を構築することが大切です。周りから信頼される人になってこそ初めて、質の高い製品や付加価値の高いアウトプットを生み出すことができるのです

2.『グローバルに活躍できる人になって頂きたい』

 「モノづくりとは、即ち人づくり」です。当社は既に海外30ヶ国で生産、開発、営業活動を行っていますが、今後もさらに事業を拡大させていくためには、従業員一人ひとりが、真の意味で「国際的に通用する人になる」ことが求められます。即ち、国内外を問わず、グローバルな視点で物事を考えることができる、グローバルマインドを持ったプロフェッショナルとして必要な能力を身に付けるということです。若い皆さんには、一日も早くグローバル人材として現場の第一線で活躍されることを望んでいます。

3.『目標を持ち、自己研鑽に努めて頂きたい』

 企業を取り巻く事業環境が急速に変化する中で、一人ひとりが最新の知識や技術を習得することがますます重要になっており、社外でも通用する能力、技術を有するよう、自ら高い目標を課して自己研鑽に努めて頂きたいと思います。一人ひとりの地道な努力の積み重ねが組織力となり、ひいては会社全体のレベルアップに繋がると考えています。

 心身共に健康には十分留意し、当社の将来を担う人材として大きく成長することを心から期待しています。

以  上

[ご参考] 4月1日付総合職入社者   80名(事務系26名 技術系54名)