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2011年1月6日

住友電装株式会社
社長 内桶 文清

2011年 社長年頭挨拶要旨(社員向け)

当社グループ製品の受注は、対象車種の量産に先立つ約2年前に、厳しいコンペを勝ち抜いて決定する。このため、次の中期経営計画(2013年度~2017年度)である"17Vision"を考えると、2011年度よりそれを視野に入れた活動を進める必要がある。そこで、2011年度を"17Vision"のスタート元年とし、全グループ活動を開始する。
全体活動のスローガンは『グローバルNo.1』。その実現に向けて推進する活動テーマを「開発力No.1」「モノづくり力No.1」「人づくり力No.1」の3項目でまとめ、今後、具体的な活動項目と目標、活動体制を策定する。2017年は当社が創業100周年を迎える年でもある。創業100周年を『グローバルNo.1』となって迎えよう。

 以上を踏まえ、本年の要望事項を3点申し上げる。

1つめは『「開発力No.1」の推進』である。
「開発力」とは、お客様にとって魅力ある商品、お客様のニーズにかなった商品を生み出す力である。厳しい受注競争に勝ち抜いていくためには、商品開発力をこれまで以上に強化する必要があり、その活動を「開発力No.1」として進める。その出発点として、「商品力No.1活動」の3年間の活動の総括をお願いする。その効果・成果、反省点を把握、分析した上で、「開発力No.1」への取り組みにつなげることをお願いする。

2つめは、『「モノづくり力No.1」の推進』である。
「モノづくり力」とは、安価で、良品質の商品を、生産変動にも対応しフレキシブルにお客様に提供する力である。厳しいグローバル競争を勝ち抜くためには、「開発力」と「モノづくり力」の両輪がしっかり機能して実現できる。「モノづくり力No.1」に向けて、それぞれの課題にスピード感を持って取り組み、実現することをお願いする。

3つめは、『「人づくり力No.1」の推進』である。
「開発力」「モノづくり力」を支える鍵が人材であり、持てる能力を最大限に発揮できる人材育成やその仕組みづくりを「人づくり力No.1」として推進する。この「人づくり」においては、プロセス管理を意識していただきたい。仕事を進める上で結果を出すことはもちろん必要なことであるが、それにとどまらず、結果を出すまでのプロセスをしっかり管理することによって、前工程・後工程も含めた全体業務を知り、効率的に仕事が進められる。そのことにより、幅広い視野、高い視点に立って考える力が身に付き、本質を理解する能力に磨きをかけることにつながると考える。

以  上

<本件に関するお問い合わせ先:総務部広報グループ TEL 059-354-6201>