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SWSニュース 2005年度

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平成17年4月1日発行

社 長  下川  忠

2005年入社式社長挨拶要旨

当社グループは、2010年までにグローバルシェア20%の達成を目標とする「グローバル20」に向けて、さらに海外展開を進めるとともに、品質の向上と安定、抜本的な原価の低減、国内外の自動車メーカーのニーズを捉えた新技術・新製品開発への取り組みが必要であり、そのための強い企業体質をつくり上げなければならない。
 そのため、当社グループの方針を「全員が、速く・変える・結果を出す」として、①社員一人一人が業務のスピードを上げ「速く」、②あらゆることについて従来の方法に改善の余地がないか積極的に検討し、変革を恐れず、勇気を持って「変える」ことに挑戦していくこと、そして③必ず「結果を出す」という強い意欲を持って日々の業務に取り組むことをお願いしている。

 本日、入社された皆さんも常に「速く・変える・結果を出す」という意識を持っていただきたい。特に皆さんのような若い方には、斬新な発想・アイデアを持って、これまでにない独創的な改革に挑戦していただくことを大いに期待している。

 そこで、皆さんの社会人としての門出にあたり、次の三点を心に留めておいていただきたい。


第一は、「周りから信頼される人になっていただきたい」ということである。
仕事は、チームプレーであり、先輩や上司といった多くの人との係わり合いの中で結果を生み出していくが、そのためには、まず一人一人が相手を信頼し、相手からも同じように信頼される、良好な人間関係を構築することが大切である。皆さんには先ず、周りから信頼される良き社会人であっていただきたい。周りから信頼される人によってのみ、質の高い製品や仕事が生み出されるということを覚えておいていただきたい。


第二は、「グローバルに活躍できる人になっていただきたい」ということである。
 当社グループは既に27ヶ国で生産、開発、営業活動を行っているが、これらの事業を質と量の両面から充実を図り、真の意味でグローバル化を進めていく必要がある。「国際的に通用する」ということは、単に国内でも海外でも同じように仕事ができるといった狭い意味ではなく、国内で仕事をする場合でも広い視野に立った国際レベルの能力を持つということである。それぞれの国の文化や歴史なども理解し、幅広い常識を備え持つということでもある。一日も早くグローバル人材として現場の第一線で活躍いただくことを望んでいる。


第三は、「心身ともに常に健康であっていただきたい」ということである。
 人は心身ともに健康でなければ満足のいく仕事はできない。本日から皆さんの生活環境は大きく変わる。社会人として第一歩を踏み出す皆さんには、住友の良き社員として、職場の上司、先輩たちに、早く溶け込めるよう、努力していただきたい。明るく元気な皆さんが、職場をより明るくしてくれることを期待している。

 当社グループの将来を支えていただく皆さんの若い力に非常に期待している。住友電装マインドを身に付け、幅広く国内外で活躍していただくことを願っている。

以  上

[ご参考] 4月1日付総合職入社者   78名(事務系21名 技術系57名)
本件に関するお問い合わせ先:
総務部広報担当課長 平田 敦裕  TEL 0593-54-6201